それいけ精香園の焼肉にまつわる雑学
SOREIKE TIPS
焼肉の歴史について2020.06.04
焼肉といえば、韓国をイメージする方も多いのではないでしょうか。
しかし焼肉は元々、中央アジアの遊牧民族の食事でした。
食生活に肉食が多く、保存ができなかったために生肉よりも安全な焼肉で食していたようです。
これが焼肉の始まりとされています。
では、日本ではいつ頃から焼肉文化が広まったのでしょうか。
日本は元々、肉を食べる文化はありませんでしたが、文明開化により食肉文化が入り次第に広まっていきました。
そして、肉を直火で焼くという方式が急速に広まったのは太平洋戦争後のことでした。
戦後の混乱のなか、在日朝鮮人が牛の内臓肉を直火で焼いて売り出したことが、日本での焼肉文化発展のきっかけになったのです。
現在の自分で焼いて食べるスタイルの焼肉は、朝鮮戦争の混乱のなかで広まったプルコギが原点となっています。
プルコギは日本の焼肉よりも甘く味付けをされており、汁気の多いものでした。
食べる際は専用鍋を使用するのですが、元は金網で焼いていたようです。
このことからわかるように、直火で焼く焼肉料理は朝鮮半島の食文化なのです。
しかし、店舗産業として形式を整えたのは日本が先だったようです。
そして、今では日本の焼肉店をヒントに世界で多くの焼肉店が誕生しています。
日本での焼肉スタイルは、自分で肉を焼いた後にタレにつけて食べるという独自のスタイルです。
タレをもみ込んだ肉は、焼くと焦げやすくなりますが、焼いた後からタレにつけると焦げを防ぐことができるのです。
このつけダレは、家庭にも受け入れられるようになり焼肉の人気はさらに高まっていったのです。
焼肉が現在のスタイルに確立されるまでには、このようなストーリーがありました。
是非皆さんも、おいしくお肉をいただくために実践してみてはいかがでしょうか?
精香園では、落ち着いてお食事していただけるよう半個室やVIPルームもご用意しております。
また大勢でご利用いただける宴会コースのご予約も承っております。是非一度、厳選された上質なお肉をご賞味ください。
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